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東之池のコガモなど
〔2006/2/27〕
観察会の下見のついで、ちょっとご挨拶に

〔愛媛県松山市南江戸六丁目〕

昨夜は沢山エサが摂れたのでしょう、ぐっすりおやすみのようす。
それにしても、「瞬膜」が、こんなに白いとは、初めて知りました。
これは「瞬膜」というよりも目を閉じた状態、なのでしょうか。
【瞬膜(しゅんまく)】セキツイ動物の眼球の前面をおおう透明の
うすい膜で、水中や空中で活動する際に眼球を保護する働きが
ある。ヒトでは退化し、目がしらの部分に痕跡的に残っているにす
ぎない。鳥類では、目を開けたまま瞬膜を閉じることにより眼球の
ほこりをぬぐい、湿らして保護する働きがある。第三のまぶたとも
いわれる。(唐沢孝一『野鳥用語小辞典』
ニュー・サイエンス社1984より)
昼間、睡眠をとるとき誰かが
「用心役」として目を開けて
います。どうもこの子が、今そ
の役のよう。どうやって交代す
るのか、それも不思議です。
白い布を広げたようなもの。
ゴミかと思ったら、
アヒルさんじゃないですか。
なんともダラシナイ格好、死んでるのかと思って
上から見れば、ちゃんと見てます、見てます。
こちらはオオバン。十数年前までは県内では「冬鳥」でした。
今では年中、この東之池にもご定住。
20メートルほどまで近づい
ても逃げないのですが・・・
いきなりこんなに飛ばしてし
まったのは熱心にジョギング
中の人。悪意はないのです
けれども・・・。
文政九年(1826年・江戸時代)に出来た池のようです。南側から見たところ。
こちらはバンです。留鳥。 マガモの夫婦もお休み中。
この兄ちゃんには、しっかり
睨(にら)まれました。
「悪いことしないよ・・・・」
倒木の下は安全地帯。
もっとも恐ろしい天敵オオタ
カが空中から一気に急降
下して襲うことの出来ない
場所。「管理者」が今にも
取り除けに来そうで心配。
それにしてもこの「白目」 西側から見た東之池。
近くに「松山市考古館」もあり、
昔の「石棺」や「高床式の建物」が池の傍に。
渡来した12月ころは、近づけばすぐに逃げてしまう
カモたち。今では安心しきっているようです。
「信頼関係」こそ、生物の暮らしの大前提。
「知らないヒトに近づいてはいけません」
「刺股(さすまた)で、捕り押さえろ!」は、
どの生物の教育でしたか・・・?
「松山市総合公園東之池の秋」(05/11/17)は → こちら
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