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     御田植祭り(どろんこ祭り)     2005/7/3(日)  
  三嶋神社の「おんだうえまつり」(通称どろんこまつり、御田植神事)を見物しました  

〔愛媛県西予市城川町土居〕
1976(昭和51)年以来、29年ぶりの、祭り見物です。1952(昭和27)年、ふるさとを離れてからは2度目です。
毎年7月の第1日曜日は、松山城山探鳥例会の世話などをしていたため、
また以前は交通の便が悪かったことなどによるものです。53年間で2回だけとなりました。

ドライブ案内
国道197号、城川町下相の「道の駅きなはいや」の東100mを左折、祓川(はらいがわ)トンネルを抜けて200m右側が御田植神事の田んぼ。三嶋神社の杉の木立が目立つ。(日吉村方面からは、城川町古市交差点から県道2号城川檮原線に入り土居方面へ.。土居盆地が見えたら数本の杉の木の立っている三嶋神社の杜を目標にすれば容易)。松山市中心部からは松山高速道経由で1時間10分程度。
・神社内での神事
・牛の代かき
・畦豆植え
・さんばい降ろし
・早乙女の手踊り
・お田植え
・福まき
の順序で行われます。

毎年、7月の第一日曜日開催。今年は集中
豪雨のために、午後からは、松山自動車道、
国道56号、国道378号ともに全面通行止め
となって、松山方面に帰る方法がなくなりまし
た。
15時50分、高速道の松山自動車道のみが
開通、観光客の皆さんやっとの思いで帰宅。

早朝から荒天のため、今年は見物客も、
少なかったそうです。

(杉の木立ちが三嶋神社の境内)。
「牛の代かき」 肥育牛を近隣の市町村からも雇い入れます。1〜2時間使うと5〜7キロ
痩せるそうで、これを取り戻すのに1週間から10日かかるそうです。
つづいて、
杵(きね)
豆入れ
大きな「カツボスベ」
桑かご
を持って、
「畦豆植え」の入場です。
何か不穏な雰囲気・・・
とうとう始まりました
「さんばい降ろし」です。
“だいばん”と3人のお太夫さん
だいばんの面構えは、
なかなかのもの。

ドンドコドンドコ・・・・
だいばんから、お三宝を受け取ろうと
するのですが・・・・
花笠姿での「早乙女の手踊り」が始まります。入場待ちのふたり。
土居小学校の1年生から6年生まで、
女生徒全員。
足元が濡れていますから、
大変です。
真剣な表情
次の「お田植え」を待つ男の子ら
「お疲れさん、ご苦労さん」
草履さんも、お疲れさん。
横二列で「お田植え」が始まりました。
太鼓やささらは男の子、
苗を植えるのは、女の子
静かな水面に、映ります
男の子かと思っていたら、
女の子じゃないですか、
男生徒が足りないのですね。

太鼓は相当に重たいですから、
これを振り上げながら踊るのは
大変だったでしょう。
指に豆が出来て、擦りむけたでしょう。
ご苦労さん。
「福まき」のあと、
今年の御田植え祭りは終わりました。

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