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皿ケ嶺、蝉時雨
(さらがみね、せみしぐれ)
愛媛県東温市上林/上浮穴郡久万高原町上畑野川 2007/6/27 (水)  晴・霧
ササユリを訪ねてみたのですが、まだ蕾でした。その代わり、全山エゾハルゼミの大合唱。。
風穴(かざあな)の、例の
ヒマラヤの青いケシ(芥子)を
見てから、歩き始めます。
標高約900メートル。
←  ギンバイソウ(銀盃草)は、
まだ蕾にもなっていません。

ミズナラ(水楢)の大木の下
を通って竜神平を目指します。 →
カッコウ(郭公)の声が響きます。
ヤマボウシ(山法師)が満開 シロドウダン(白満天星)の花

やって来ました。標高1100メートル、龍神平。気温20℃。

もう帰るのですか?

昼寝している人もいますよ。

こちらのカップルは、草原を眺めて歓談。
霧が流れています。ときどき陽射しがこぼれてきます。ホトトギス(不如帰)が、しきりに鳴いています。


山頂1282m方面、
しきりに霧が流れ・・・。

アザミ(薊)には蜜蜂

〔龍神平にある案内板〕
縦(たて)ノ木ではなく樅(もみ)ノ木
陳(ちん)ケ森ではなく陣(じん)ケ森

笹原の向こうから、白い帽子が2つ

ササユリ(笹百合)はまだ蕾でした。


クサイチゴ(草苺)もまだ花。
ブナ(山毛欅)の林の中に、真っ赤なヤマツツジ(山躑躅)、今年は裏年のようで、特に少ない開花。

山躑躅の蕾

ヤマガラ(山雀)がやって来ました。

こちらは、子供かな?

抜け殻だけです。4cm足らず。
全山、どこにいても数千匹かと
思わせるエゾハルゼミ(蝦夷春蝉)の
大合唱。その声は音符をクリック。
クリック →エゾハルゼミの声

どこを探しても姿が見えません。
「ミョウキン・ミョウキン・ケケケケ」
と声ばかり。




山毛欅林(ぶなばやし)の回廊を
巡ります。

ずっと、蝦夷春蝉の合唱つき。

この辺り、標高約1200m程の
平坦な道。

アカショウマ(赤升麻)?

「ここ通れます」
ガマズミが実を付け始めています。

風穴へ帰ってきました。
「中へは入らないで下さい」と
あるのですが、入るのですか・・。

年々、株数が増えているようです。
まだ、蕾が沢山待機しています。

この日、出会った鳥。カッコウ、ホトトギス、ウグイス、ヒガラ、ミソサザイ、
オオルリ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、シジュウカラ、コゲラ、ホオジロ、など
多くはありません。下界は30℃とか。龍神平は20℃。風あり。
昔から「かざあな」と呼んでいたの
ですが最近「ふうけつ」という人も。
「ぼんけつ」とも、読めそうな・・。
「ササユリの皿ヶ嶺、避暑山行」2006/7/15 は こちらから
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