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10月10日、ジョナの飼い主Tさんから、近所の人を通して、「ジョナが 1週間ほど帰らない、消息知りませんか?」と問い合わせがありました。 |
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丁度5日前、秋祭りの初日、 10月5日のことです。怪我を していた顔の皮膚が変形し、 まるでジョナではないような 顔つきで、家の裏のこの台の 上で寝転がっていました。 (以下は、家内の報告です)。 |
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柄杓に水を汲んでやると、おいしそうに飲みました。 | |||||||
元気がなかったのが気になるので、家の中から、「ジョナよ」 と呼びかけると、「ミャー」と小声で返事をしました。 |
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そのあと、いつの間にか居なくなっていました。 | |||||||
1週間ほど、家へ帰っていないとすれば、あの様子から、どこかで 死んでしまっていると思わざるをえません。 一般に、誰にも見られないような所へ行って、最期を迎えると言わ れています。おそらくもう、2度とやって来ないだろうジョナです。 |
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元気だった頃を、偲ぶことにします。 | |||||||
2003年10月24日 十分に精悍な顔つき。 同日、玄関先にて。→ |
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2004年2月19日 真冬ですが、暖かかったのでしょう 庭でゴロリン。 |
好物の竹輪(ちくわ)を食べる。 「ジョナやん、顔がゆがんどるよ、 チクワが、そんなに硬いかえ?」 |
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2006年5月6日、庭で。 |
一度、知らぬ間に書斎まで上がっ ていたことがありました。 「こら! 黙って上がっちゃ いかんやろが・・」と叱ったところ、 それからは、玄関の中に入って来て も、土間でずっと待っているという、 よく出来た子でした。 |
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2006年5月6日 |
2006年5月12日、家の中を見る。 |
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2007年2月10日、庭にて。 |
同じく2月10日。 |
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2月10日の大欠伸(おおあくび) |
2007年3月22日、玄関にて。 |
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2007年3月22日、この日よりも まだあとの写真があったと思う のですが、今のところ、見つか りません。 ← 穏やかで、元気なジョナやん です。 |
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最後にやって来た10月5日から 3日間は、松山の秋祭り、 町内は賑やかでした。 あの様子では、5日から3日間の うちに、地方祭りの最中、人知れ ず静かに息を引き取ったのだと 思われます。 いったい、どこを「終焉の地」と したのでしょう。 |
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ひとこと言ってくれればいいも のを・・。 今日、庭に咲いていたバラの 一輪を供えます。 |
新しいジョナの写真、見つかりました。2007年5月3日18時17分、 庭で写したもの。これが最後のものとなりました。 |
10月15日、飼い主Tさんから、ご厚志の品と共に下記のような 丁寧なお礼の挨拶がありました。ひょっとしたら、突然玄関に 現れたりするかもしれない、と思っていたのですが、無理な願い のようです。ジョナのためにしてやれることは、なくなりました。 〔2007/10/15記〕 |
ジョナやんのこと → 「白足袋を履いた猫とジョナやん」(05/12/22) | |
及び → 「キジバト、キジネコ、期日かまわず」(04/7/19) | |
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