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ジョナやん、死す
(追悼)
〔2007/10/10〕
10年間ほど付き合ってきたご近所ネコのジョナやんは、うちから
直線距離にして100メートルほどの家Tさん宅の飼い猫です。
秋祭りの最中に、ひっそりと亡くなったようです。
2007年3月22日のジョナ
10月10日、ジョナの飼い主Tさんから、近所の人を通して、「ジョナが
1週間ほど帰らない、消息知りませんか?」と問い合わせがありました。
丁度5日前、秋祭りの初日、
10月5日のことです。怪我を
していた顔の皮膚が変形し、
まるでジョナではないような
顔つきで、家の裏のこの台の
上で寝転がっていました。

(以下は、家内の報告です)。
柄杓に水を汲んでやると、おいしそうに飲みました。
元気がなかったのが気になるので、家の中から、「ジョナよ」
と呼びかけると、「ミャー」と小声で返事をしました。
そのあと、いつの間にか居なくなっていました。
1週間ほど、家へ帰っていないとすれば、あの様子から、どこかで
死んでしまっていると思わざるをえません。
一般に、誰にも見られないような所へ行って、最期を迎えると言わ
れています。おそらくもう、2度とやって来ないだろうジョナです。
..........
元気だった頃を、偲ぶことにします。


2003年10月24日
十分に精悍な顔つき。

同日、玄関先にて。→

2004年2月19日 
真冬ですが、暖かかったのでしょう 
庭でゴロリン。 
  好物の竹輪(ちくわ)を食べる。
 「ジョナやん、顔がゆがんどるよ、
 チクワが、そんなに硬いかえ?」
2006年2月25日、玄関先にて(上下4枚)。

2006年5月6日、庭で。   
一度、知らぬ間に書斎まで上がっ
ていたことがありました。

「こら! 黙って上がっちゃ
いかんやろが・・」と叱ったところ、
それからは、玄関の中に入って来て
も、土間でずっと待っているという、
よく出来た子でした。

2006年5月6日   

  2006年5月12日、家の中を見る。

2007年2月10日、庭にて。   

  同じく2月10日。

2月10日の大欠伸(おおあくび) 

  2007年3月22日、玄関にて。
2007年3月22日、この日よりも
まだあとの写真があったと思う
のですが、今のところ、見つか
りません。

← 穏やかで、元気なジョナやん
です。
最後にやって来た10月5日から
3日間は、松山の秋祭り、
町内は賑やかでした。
あの様子では、5日から3日間の
うちに、地方祭りの最中、人知れ
ず静かに息を引き取ったのだと
思われます。

いったい、どこを「終焉の地」と
したのでしょう。
ひとこと言ってくれればいいも
のを・・。



今日、庭に咲いていたバラの
一輪を供えます。
新しいジョナの写真、見つかりました。2007年5月3日18時17分、
庭で写したもの。これが最後のものとなりました。
10月15日、飼い主Tさんから、ご厚志の品と共に下記のような
丁寧なお礼の挨拶がありました。ひょっとしたら、突然玄関に
現れたりするかもしれない、と思っていたのですが、無理な願い
のようです。ジョナのためにしてやれることは、なくなりました。
〔2007/10/15記〕
ジョナやんのこと →  「白足袋を履いた猫とジョナやん」(05/12/22)
及び → 「キジバト、キジネコ、期日かまわず」(04/7/19)
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